シャンポリオンとトーマス・ヤング
アメンホテプ4世とツタンカーメン親子
アメンホテプ4世さん
別名「イクナートン(もしくはアクエンアテン)」。
エジプトが
古王国(首都:メンフィス)→中王国(首都:テーベ)→新王国(首都:テル=エル=アマルナ)
として変化していったなかで、新王国の18代目の王になった人。
彼の時代までは「アモン=ラー信仰」だったのを、急に
「私たちの神はアトン様だけです!」
と宣言し、「アトン信仰」に変更した人。これはアマルナ革命と呼ばれている。
本人がふわふわしているからか、この時代は比較的平和だった。
だが…
息子であるツタンカーメンに革命を消されてしまった。
子供は好きだけど子供には好かれなかったパパというわけ。
ツタンカーメンくん
ツタンカーメンくんには謎が多い。
9歳で即位したけど、18歳くらいには死んでしまった。
最近になって、途中から女体化してただのというぶっとんだ事が
考察され始めてるけど、事実かは不明。
わからないことだらけだけど、とにかく
パパ(アメンホテプ)のした革命は許せない。そんな子。
ラメセス2世と永遠の愛
ラメセス二世
「オジマンディアス」や「ラムセス」と呼ばれることもある。
嫁好きとしてかなり有名。
実際にアメンホテプを非難してたのはラメセス1世だったりするけども、だから2世がアメンホテプを許してたかと言うとそうとも言いきれないよね…ということでアメンホテプに突っかかるマンになりました
とにかく嫁が大好き。
こちらが、漫画でラメセスが赴いたアブ・シンベル神殿である。
「永遠に彼女のために朝日は登る」なんてこじゃれた文も書いてある。
ロマンチストラメセス。
この神殿は年に2回、朝日がとても眩しく差し込む素敵な自然現象が起こるのだが、それがとにかくスゴイ。
朝日が差し込む場所には4人の神(太陽神ラー、アメン、神と化した自分、プタハ)の像が建っているんですが、太陽が差し込む時、地下の神であるプタハだけは照らされないようになってるんですね。昔の人の技術ヤバイよ。コワイ。
それと、このアブ・シンベル神殿が立っているのはヌビアという街なのですが、ここ。
なんと、ネフェルタリの生まれ故郷なんですね。
ここに愛の証を残すとは…なかなかやる男だ、ラメセス。
エジプトに行ったら行ってみるといいかもです、ココ。